東京臨床糖尿病医会「第133回例会」のご案内

 


司 会:栗 林 伸 一 (三咲内科クリニック 院長)

◆開催あいさつ 会長:相 磯 嘉 孝(あいそ内科 院長)(3:00〜3:05=05分)

◆はじめに 『なぜ問題?通院糖尿病患者の高齢化』 栗林伸一(三咲内科クリニック 院長)(3:05〜3:10=05分)

【第1部】 高齢糖尿病患者さんに対する私たちの取り組み
 第一演題 『高齢者食事療法の落とし穴』

  演者 櫻庭由美子先生(あいそ内科 管理栄養士 CDE)(3:10〜3:30=20分)

【要旨】 高齢者糖尿病患者の食事は、身体的、精神的、環境的変化に影響され個人差が顕著である。高齢者の食事の問題点を外来診療から取り上げ、患者のバックグラウンドに配慮した具体的な対応を考えてみたい。

 第二演題 『高齢者のための運動の秘訣』

  演者 山本澄子先生(至誠会第二病院 健康運動指導士)(3:30〜3:50=20分)

【要旨】  ①体力チェックと合併症チェック、②運動=体力作り=良好なコントロール、③無理をしないで〜自分に正直に、④仲間との出会い〜そして支え合い、⑤少しずつ・骨!骨!継続が秘訣です。それらについて述べたい。

 第三演題 『安寧な老いのためにできることは何か〜糖尿病患者が抱く老後や将来の思い〜』

  演者 飯田直子先生(三咲内科クリニック 看護師 CDE)(3:50〜4:10=20分)

【要旨】  インスリン療法は厳格な血糖管理が可能な治療だが、生活面での注意や技術面での正確性が必要で心理的負担も大きい。年々加齢を感じつつ自己管理をしている患者が抱く老後や将来の思いに焦点をあてて話したい。

【第2部】 西東京地区における高齢者糖尿病診療の現状と課題
 第一演題 『高齢糖尿病患者の認知機能低下とインスリン療法を支える介護現場の問題』

  演者 堀間華世先生(訪問看護ステーションとんぼ 所長)(4:10〜4:30=20分)

【要旨】  糖尿病患者が高齢化し要介護状態となった時、生活を支えるのは介護職であることが多い.介護現場で起きている高齢糖尿病患者のケアの問題とは?認知機能低下とインスリン治療における課題を看護の立場から考えたい。

 第二演題 『高齢者糖尿病に対する実臨床での課題と提案』

  演者 植木彬夫先生(東京医科大学八王子医療センター 医療情報室 教授)(4:30〜5:10=40分)

 【要旨】  高齢糖尿病者のコントロール基準はどう考えるか?薬物の選択は何を基準に考えるのか?インスリン療法は誰が行うのか?高齢者であるが故に日々悩まされる課題に、西東京地区における一つの取り組みについて紹介します。

−−−−−−−−−−−−コーヒータイム(5:10〜5:25=15分)−−−−−−−−−−−−−

【第3部】 『高齢者のための糖尿病診療を考える』
  講師 横手幸太郎先生(千葉大学大学院医学研究院細胞治療内科学 教授)(5:25〜6:25=60分)

 【要旨】  従来、糖尿病治療のエビデンスは、青壮年を主な対象として築かれてきた。高齢者の糖尿病治療は若者と同じで良いのか?加齢に伴う機能低下、余命、価値観などの視点を加え、QOLに配慮した診療の可能性を考えてみたい。

< 質 疑 応 答 > (6:25〜6:40=15分)

◆次回例会(第134回例会)のお知らせ 松葉育郎(松葉医院 川崎市) (6:40〜6:45=05分)              

共催:東京臨床糖尿病医会・ノボ ノルディスク ファーマ㈱
後援:社団法人日本糖尿病学会関東甲信越支部

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拙著案内

著者:深堀幸次
タイトル:患者応対マナーBook〜言葉と態度は“処方”である〜
出版社:医学通信社
https://www.igakutushin.co.jp/