東京臨床糖尿病医会「第136回特別例会」のご案内

テーマ 症例発表・研究報告ーその15
開催日時 平成24年7月21日(土)午後3時から6時55分まで
会 場

砂防会館

住所:東京都千代田区平河町2−7−5

電話:03−3261−8386

会場アクセスマップ

交通機関

地下鉄「永田町」駅(有楽町線・半蔵門線・南北線)4番出口より徒歩約1分

参加費

一般(東臨糖の会員外:医療従事者)3,000円/1人

当医会は 社団法人日本糖尿病学会「専門医」としての更新単位(1単位)を取得することができます。
本例会は

日本糖尿病療養指導士「認定更新」のための単位(2群1単位)が認定されています。

認定番号:12ー0386

本例会は 日本糖尿病協会の「療養指導医更新」のための‘講習会’に認定されています。
本例会は 日本医師会生涯教育制度「参加証明書」を配布致します。

開催あいさつ 会長:相 磯 嘉 孝                (3:00〜3:05=05分)                        

◆【第1部 演題発表】

 第1演題 『在日外国人糖尿病患者の療養上の困難性について〜インタビューから〜』(3:05〜3:15=10分)      

  演者 臼井玲華先生(多摩センタークリニック みらい看護師 CDE) 

共同演者:箱木まゆみ(看護師)、名嘉真香小里(看護師)、星 一代(看護師)、岡崎扶美恵(看護師)、

徳永礼子(看護師)、任 和子(研究者)、朝倉隆司(研究者)、高村 宏(医師)、

渡邊祐子(医師)、藤井仁美(医師)、宮川高一(医師)

【要旨】在日外国人糖尿病患者の療養上の困難を探るために、インタビューを実施。就業や経済的不安を持つ人や、疾患の内容理解・知識習得では、障壁があった。国籍により、野菜摂取の習慣や慢性疾患の概念がなかった。

      < 質 疑 応 答 > (3:15〜3:30=15分)

第2演題 『糖尿病患者における医科歯科連携カード及び医科での歯周病評価法の有用性の検討』(3:30〜3:40=10分)

  演者 東内 昭江先生(三咲内科クリニック 臨床検査技師 CDE)

共同演者:飯田直子 (看護師)、高橋千春 (看護師)、下屋鋪恵子(看護師)工藤亜貴子(管理栄養士)、栗林伸一(医師)

【要旨】医科歯科間の情報共有と連携を図ることを目的に「医科歯科連携カード」を作成し、歯科的見解を把握するため歯科医へのアンケートを行った。また、簡便な歯周病検査と咀嚼機能検査を施行してその有用性を検討した。

< 質 疑 応 答 > (3:40〜4:00=20分)

第3演題 『糖尿病透析予防指導管理のための当院におけるチーム医療』              (4:00〜4:10=10分)

  演者 加藤光敏先生(加藤内科クリニック 院長)

共同演者:金村幸枝(看護師)、森川よし子(看護師)、荒川栄美(臨床検査技師)・斎藤杏子(管理栄養士)、筒井健介(医師)、山下滋雄(医師)、加藤則子(管理栄養士)

【要旨】「糖尿病腎症の進展阻止・透析予防」のためにチーム医療は欠かせない。さらに糖尿病腎症の心血管病変発症リスクは特筆される。診療所で容易にできる検査・指導のコツを話すと共に、当院チームによる糖尿病腎症患者に対する指導後のアンケート結果から、患者理解度・問題点・対策を探る。

 < 質 疑 応 答 > (4:10〜4:30=20分)

 第4演題 『ワーファリン・アスピリン併用中、鍼治療を受け

                      広範囲皮下出血をきたした心房細動合併糖尿病の1例』     (4:30〜4:40=10分)

 演者 吉田敦行先生(近藤医院 医師)

共同演者:佐藤晴美(看護師)、堀口ハル子(看護師)、近藤弘子(医師)

【要旨】78歳男性、腰痛のため連日鍼治療を受けた後徐々に顔面蒼白を来し来院したが、腰部以下に広範かつ浮腫を伴う皮下出血を認めた。糖尿病合併心房細動患者の医療連携では細心の注意が必要である。

< 質 疑 応 答 > (4:40〜5:00=20分)

−−−−−−−−−−−−−コーヒータイム(5:00〜5:15=15分)−−−−−−−−−−−−−

◆【第2部 演題発表】

 第5演題 『腎症3〜4期糖尿病患者に対する腎症教室の効果を管理栄養士の視点で評価する』  (5:15〜5:25=10分)

  演者 川上悠子先生(学校法人北里大学学園 北里大学病院 栄養部 管理栄養士 CDE)

共同演者:人見麻美子(管理栄養士)、吉田朋子(管理栄養士)、佐藤照子(管理栄養士)

小川顕史(医師)、林哲範(医師)、守屋達美(医師)

【要旨】腎症の進展防止を目的に、腎症3〜4期を対象とした集団指導とその後の個人指導を実施した。教室後、たんぱく質・塩分は半年後で低下し、エネルギーは1年後で有意に改善した。eGFRの低下速度も教室後改善した。

 < 質 疑 応 答 > (5:25〜5:45=20分)

第6演題 『当院外来通院中の2型糖尿病患者におけるリラグルチドの臨床成績』          (5:45〜5:55=10分)

 演者 藤川万規子先生(あゆみクリニック 院長)

共同演者:牧田里実(管理栄養士)、長谷川里美(管理栄養士)

【要旨】リラグルチド外来導入2型糖尿病患者72例の血糖コントロール、副作用を検討、DPP−4阻害薬からの切替例で1年に渡り改善、維持効果を認めた。導入の際、当院独自の導入パスを作成、使用したので言及したい。

< 質 疑 応 答 > (5:55〜6:15=20分)

 第7演題 『麦飯摂取が耐糖能障害者の糖・脂質代謝におよぼす影響』  (6:15〜6:25=10分)              

  演者 松井貞子先生(日本女子大学家政学部食物学科 専任講師 管理栄養士 CDE)

共同演者:染谷泰寿(染谷クリニック 院長)

【要旨】 2型糖尿病を含む耐糖能障害者9名に対し、副食に加え、主食を50%割合麦飯および100%精白飯とした食事負荷試験を行った。麦飯摂取後では血糖上昇が抑制され、麦飯は食後高血糖の是正に有用であることが示唆された。

 < 質 疑 応 答 > (6:25〜6:40=15分)

◆【授与式】 守屋美喜雄賞の発表(賞金および楯の授与)        (6:40〜6:50=10分)                      

◆次回例会(第137回例会)のお知らせ 菅原正弘(菅原医院 練馬区)(6:50〜6:55=05分)              

共催:東京臨床糖尿病医会 ・ノボ ノルディスクファーマ㈱

後援:社団法人日本糖尿病学会関東甲信越支部

第136回特別例会の様子

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会長・司会の本田正志先生
(西川クリニック)

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第1演者:臼井玲華先生
(多摩センタークリニックみらい 看護師 CDEJ)

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第2演者:東内昭江先生
(三咲内科クリニック 臨床検査技師 CDEJ)

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第3演者:加藤光敏先生
(加藤内科クリニック 院長)

第4演者:吉田敦行先生(近藤医院 医師)

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第5演者:川上悠子先生
(北里大学病院 栄養部 管理栄養士 CDEJ)

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第6演者:藤川万規子先生
(あゆみクリニック院長)

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第7演者:松井貞子先生
(日本女子大学 家政学部 食物学科 専任講師 管理栄養士 CDEJ)

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拙著案内

著者:深堀幸次
タイトル:患者応対マナーBook〜言葉と態度は“処方”である〜
出版社:医学通信社
https://www.igakutushin.co.jp/